令和28月1日

 

        三郷市戸ケ崎地区総合型地域スポーツクラブ(仮称) マスタープラン

 

1.基本理念

「総合型地域スポーツクラブ」は子どもたちの将来と生涯スポーツの必要性を使命に地域に根ざした活動をし

ています。

当クラブが「導入役、まとめ役、つなぎ役」となり三郷市戸ケ崎・鷹野地区を拠点に総合型地域スポーツクラ

ブとしての活動を行うことで、地域住民の健康増進や交流の場の提供、青少年の健全な育成教育活動、スポー

ツ技術の向上や団体行動による人間力の向上を育むなどへの取り組みにより、「スポーツを通じ充実や成長で

きる地域」となり、地域住民の充実だけでなく、当クラブにとっても成長の機会となり、未来ある子供たちを

中心に相互の末永い関係が構築できるものと考えております。

 

当クラブは小さなコミュニティーから活動が始まった小さなクラブです。

より複雑で厳しさも増していると思われる近年の社会情勢の中で移り行く時代背景を受け入れながら、慎重か

つ信念をゆるがすことなく、できることからコツコツと積み重ねていく姿勢を大切にし、三郷市で3番目の総

合型地域スポーツクラブとして地域に愛され、子供たちの成長を見守り、充実と安心を提供できるクラブを目

指します。

 

 

2.活動における特徴など

 

(1)   既存の総合型地域スポーツクラブの経験を生かした活動

これまでの多くの総合型地域スポーツクラブにより積み重ねられてきた経験を生かし、

従来からのメリットを引き継ぎながら、低リスク、コンパクトで効率の良い事業活動、量から質などへ

のクオリティ向上なども意識し堅実な経営スタイルとしたいと思います。(地域ニーズ・青少年育成・

健康づくりが基本)

 

(2)   時代の変化に合わせた活動

「ママ友コミュニティー」に代表される善悪例や、SNSによる利便性と弊害(影響)を意識した活動

コミュニティーに求められるニーズの社会的変化への対応

持続化活動維持の基礎ともなる指導者、協力者が安心して継続活動できる環境づくり

団体規模に関わらずコンプライアンスやガバナンスの強化、モラルへの意識対応

部活動の移行化などへの早期対応

感染症対策や従来のクラブハウスに代わる機能をもつ同等の交流の場の企画検討

新スポーツ種目の導入または開発(子供からシニア世代まで一緒に楽しみ競い合えるもの)

クラブ員間のトラブル防止や理解と調和のある相互活動への取り組み・・・など

 

総合型地域スポーツクラブや地域コミュニティーの特徴であった

「幅広く誰でも参加できるコミュニティー」の時代から「お互いが安心して参加できるコミュニティー」

の時代へ社会意識の変化にシフトしていく必要性を認識すべきと考えます。

3.具体的な目標など

 

 (1)沿革と経緯

  三郷市内(三郷中央駅周辺)にて2017年9月頃、6名程度のコミュティーにて活動開始。

  当時は小学低学年生中心で、陸上競技のクラブというよりもかけっこサークルのような形態でした。

  2018年11月頃、学校施設の利用にともない戸ケ崎地区に拠点を移し約4ヵ月後の2019年3月頃よ

りクラブ員が急増し、2019年秋ごろには陸上競技クラブだけで20名程度まで増加したことを受け、新

種目の活動スタートとともに総合型地域スポーツクラブ設立への計画に着手しました。

 

  しかし、準備から数え3年掛かけ軌道に乗りかけた2020年2月末頃より続くコロナ禍の影響により当ク

ラブの状況も変わりつつあります。

  (会員数の減少、利用施設の制限、会員個々の価値観の変化など)

 

  (2)数値的目標設定

このような状況下での数値的な目標の設定は難しい面もありますが次のように掲げさせていただきます。

@     会員数の増加目標(総合型地域スポーツクラブ活動初年度を20名と仮定し算出)

3年後(40名 200UP) 5年後(100名 500UP) 10年後(200名 1000UP

※人数増加だけにとらわれず「質と社会変化」にも注視し安心と満足度を得られる特徴ある活動の推進。

 

A     種目数の増加目標(総合型地域スポーツクラブ活動初年度を20名と仮定し算出)

3年後(3種目目の導入)  5年後(4種目目の導入)  10年後(7種目目の導入)

 

 

4.今後の施策および事業計画

 

スポーツ教室の開催、大会やイベント参加による教育成長機会の創出

利用施設の確保

資格指導者・管理者・審判員・救急員の確保拡大と育成

広報・事務スタッフの確保

学校との連携による部活動へのサポート

他団体との交流活動の実施及び各団体支援

クラブマネジャーの設置

クラブ基盤強化における諸活動

大学等研究機関との連携

クラブ会員向けイベントの充実および会員獲得につながるスポーツ教室やイベントの開催

新種目の導入準備

セミナー・研修会の開催

 

 

5.参考説明資料

 

(1)組織図(別紙参照)  (2)活動計画案教室時間割(別紙参照)

(3)2020年度 事業計画(案)

新型コロナ感染症の早期収束による施設利用との正常化を前提としております。)

 

●活動・運営方針

日本陸連、スポーツ庁、その他組織が推進するジュニア期への指導指針への理解をより深め、陸上競技・

ランニング・レクリエーション・その他クラブとしての活動全般を通じ、生涯において競技レベルの向上

や健康的に楽しめるなど目的の多様化およびスポーツ鬼ごっこ他多種目展開に対応する。

 

小学生から成人(年代問わず)まで、幅広く気軽に取り組めることとする。

 

年代が上がるに従い、ジュニア世代へのサポートのほか、仲間と心身の健康のためにスポーツすることや

集いあえるクラブにすることも目的の一つとする。

 

将来さらなる競技力の向上を目的とした施策にも取り組む。

 

●事業計画

(1)各地の陸上競技記録会・陸協主催事業等に年間20回程度(主に日曜日)

     スポーツ鬼ごっこ大会・協会主催事業等に年間8回程度(主に日曜日)

 

     小学生以下は競技力向上のほかクラブと競技に親しみを持てることを第一に活動する。

     陸上競技、スポーツ鬼ごっこともに新規入会者を増やし、チームワークや多目的動作技術等を高める

目的等幅広く対応する。

 

(2)定例練習会・練習会

陸上競技:年間36回以上(毎週土曜日)

スポーツ鬼ごっこ:年間36回以上(毎週月曜日)

特別練習会(終日イベント型・家族参加型)を年間2回程度

各組織主催練習会:年間10回程度(陸上・スポーツ鬼ごっこ合計)

   

(3)合宿・イベントへの参加・レクリエーション等を年間5()以上実施する。

合宿:年間1回以上(20193回計画・但し1回は台風19号により中止)

川遊びディキャンプバーベキュー:1

 

(4)活動の充実に必要な技術や学術への講習会や学会に参加する。

 

(5)総合型地域スポーツクラブ設立準備および運営にともなう内部機能の整備や広報活動、多種目展開の

計画を立案する。

 

(6)総会の実施(1)

     毎回の定例会およびメール等にて随時円滑な意見交換体制を継続する。

     総合型地域スポーツクラブ設立に向けた準備(随時)